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❅·̩͙27 ページ27

まずトップに立つのはふっか。
頭の彼は白雪の顔であり入口。
他の同族に圧をかけたり仲良くしたりするのは
全て彼の采配らしい。



次に副総長の岩本。
総長であるふっかを支え、実質白雪の内部を取りまとめる。



そして、幹部。阿部と佐久間。
阿部はその類まれなる知力を使い、
同族の情報収集や作戦の指揮を取る。

佐久間は他とやり合うことになったとき、
まず最初に彼が始末をつける役割だそうだ。
力的には岩本と並ぶが、戦い方が違うため
厳密にどちらが強いかは明言できない。



これらの4人が、初期メンと言われる白雪創設メンバー。
だてと渡辺は少し経ってから誘われた。



しばらく6人でやっていた白雪だが、2年に上がった際
入ってきた後輩に凄いのがいると聞いて偵察に行ったらしい。



そこで発掘されたのが隣にいる穏やかな顔をした目黒蓮。
今じゃ想像もできないぐらいの暴れん坊将軍。



目「言い方悪いって」


『いーやぴったりだね』



顔は少なくとも口元に絶えず切り傷があり、
日によって頬が赤かったり額が赤かったり。
周囲を見る視線は獰猛で、それでも女人気はあったとか。



そんな暴れん坊をふっかが気に入って引き入れた。



『そんとき凄かったのまじで』


目「もう俺の話いいから…」


『俺ら吹き飛ばされっかと思ったんだもん』



誰かの下にはつかないと、目黒は白雪に入ることを
猛烈に拒否した。
だけどどうしても仲間に欲しかったらしい
ふっかがタイマンを申し込んで、自身が負ければ諦める、
勝てば白雪に入れと条件を出した。



『ふっかあんな感じだからあんま強そうに見えないっしょ』


「…まあそうだね」


目「俺もそう思ってた」


『あいつ覇王色の覇気使えんだよ』



覇王色の覇気が何かはいまいち分からんが、
要は強いということだな。



結果圧倒的な勝利を収めたふっかの下に
目黒は入ることになる。



目「…入ってよかったよ、まじで」



そう微笑みながら言うから
きっと白雪に入って満たされたのだろう。
1人で暴れている時には得られなかったもの。
欠けていたものが。



後ろでコンコン、と壁を叩く音がした。



振り向くとだてが美しく立っている。



宮「星空の下でお話もいいけれど、そろそろ風呂入ったら?」



向井とラウールの話は、また今度ということになった。

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hrr - おもしろくて一気読みしました!続き楽しみにしています! (4月10日 14時) (レス) id: 5934ce0412 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャ | 作成日時:2024年3月20日 19時

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