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Ren side
蓮「俺、まだ医者じゃないから分かんない。
ラウがどうとか、Aがどうとか、兄ちゃん達が話してること分かんない。
それに、Aがどんな思いをしてきたのかも、
何を隠して頑張ってきたのかも、
今、何を考えてるのかもわかんない。
もしかしたら、俺がこうやって言うことも嫌な気持ちにさせてるかもしれない。
それでも、これまで頼りになれなかった分、頑張りたいって思ってる。」
頑張りたい、は俺の甘えかもしれない。
頼りにして、なんて言える自信がなくて。
『蓮くんはさ、嘘つけないよね。』
『頑張りたい、って、自信がないからそう言ってるんでしょ。』
『別に、今更過去のことをどうにかしてほしいなんて言わない。
ただ、これからも同じだったらどうしようって思っちゃうの。
何も変わらないままだったらって。
口だけでもこれから先のことを言ってほしいの。
謝られたって私は冷たい言葉しか返せないから。』
そう一通り言い終わってAは俺の方を向く。
『なんで蓮くんには、意図せず色んなこと話すんだろう。』
蓮「少しでも俺がその相手になれてるならいいよ。」
そう言えば少し笑ったあと寝たA。
蓮「また来るからね、A。」
そう言って部屋を出れば未だに外にいた北斗くん。
蓮「北斗くん。」
北「話は聞こえてた。…Aが頼れる人が一人でも多くいたほうがいいからさ。
これからもよろしくな。」
まるでAの兄のように見えて立場が入れ替わってるように思えて。
それでも、俺はAの兄なんだって、そんな自覚をこの日にまた持つことができたんだ。
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るなりんご(プロフ) - 最後の更新からもうすぐ一年が経ってしまうのですね…！無理しない程度で、でもまたこのお話の続きが読めるのを楽しみにしています！！ (11月18日 23時) (
レス) @page13 id: 62432eaa2a (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 続きが気になります、！ (11月11日 18時) (レス) @page13 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみーる - 続きを読むの楽しみにしてます!! (10月22日 7時) (レス) id: 9521a509ee (このIDを非表示/違反報告)
秋(プロフ) - 更新とても嬉しかったです。ありがとうございます。これからも楽しみに待ってます(^^)頑張ってください！ (10月1日 2時) (レス) id: f283a81280 (このIDを非表示/違反報告)
Tea(プロフ) - みずはさん» 更新は遅いですが、これからも作品を楽しんでいただけると嬉しいです！ (2022年12月30日 16時) (レス) id: fb85f4560a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tea | 作成日時：2020年11月13日 17時
