世界はキミと恋をする③【名前変換オリジナル】 (ページ18)

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あれから数ヶ月

「うーん、なんか違うんだよなぁ」

透也「その色じゃないんですか？」

「違うんだよね...あの時のはもっと繊細な赤っていうか」

透也「これ結構ビビットですもんね」

「うう...今度こそ見つけたって思ったのに」

私と透也くんは休みが合う時に一緒に絵を描いている。

バイトしながらの生活は大変だけれど
毎日大好きな絵を描いている生活はそこそこに充実している。

透也くんは3年生になって、新1年生をがっぽり部員にしたらしい

何やらクールな美男子が美術部にいるって噂が流れただとか

「後輩良い子？」

透也「生意気ですよ、若い子って感じで」

「あなたも充分若いでしょう...」

透也「楽しいですよ、俺A先輩以外の人と絵を描いたことなかったから新鮮で」

「そりゃあ良かった良かった〜」

私にとっては君も大事な後輩

私の世界の1部なんだよって...言ったら照れくさいな

透也「お腹すきません？」

「...たしかに」

透也「この近くに美味しいハンバーガー屋ができたらしいんですけど、一緒にいきます？」

「行く！」