ルシエルブルー3《S.Watanabe》

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宮「うん、俺も好き」


宮「ただの告白やないかい」




渡「俺やっぱりロンドン行くのやめようかな」


「あ、翔太おかえり」




好きの言い合いみたいになってるときに

用を足しに行っていた翔太が帰ってきた。




向「しょっぴーが行ってる間の3年間は、しかと俺が面倒見るし安心せえ！！」


宮「俺も手取り足取り…」


渡「舘が言うと冗談に聞こえないからやめて」


向「たしかにやな！笑」


渡「お前も簡単に好きとか言ってんじゃねーー」


「だってみんな好きだもん」


渡「マジで俺やっぱり日本に残るわ」





「もう無理だよ」

向「もう無理やな」

宮「もう無理だね」




渡「本当にしんどい」






たくさん大阪の街を歩いたあとは、この旅のいちばんの目的である、テーマパークのオフィシャルホテル。

今日泊まって明日1日中楽しんで、もう一泊してから帰る！


かなりお金かかってる気がするんだけど、
本当に全部甘えちゃってよかったのかなぁ…。




タクシーに揺られて少しうとうとしちゃって、気付けばホテルの目の前。





「うわ、素敵なホテルだこと」


向「言い方がどっかのおばちゃんやな笑」




ロビーを見てると、チェックインを終えた舘さんがカードキーを持ってきた。




向「ん？ひとつ？」


宮「大きい部屋がいいと思って今日と明日は1部屋だよ」


向「よっしゃーー遊び放題やな！」


「トランプやろうよ」


向「王道なババ抜きがええな、買った人から寝る場所決める勝負や！」


「いいねいいねっ！」







渡「最悪」


宮「勝った順番っていうか、Aちゃんが何番目でどこ選ぶかだね笑」


渡「あいつもめちゃくちゃ乗り気じゃん…」






泊まる部屋に着くと、ベッドが4台。





「広ーーーーい」


宮「さすが4人部屋だね、超広い」


向「うわー、ベッドに飛び込みたいけど辞めとこ」


宮「とりあえずちょっとゆっくりしてからご飯食べに行こうか」


「うわっ楽しみバイキング！」




荷物を整理しつつ、
テーブルに置いてあったパンフレットを見ると
最上階には露天風呂もあるみたい。




「うわ、翔太！サウナもあるって」


渡「マジで？康二、後で行くかー」


向「サウナ？最高やな」



宮「そろそろご飯行くかぁ、みんなお腹すいてる？」


「あんなに食べたのに不思議とお腹すいてる！笑」


宮「ならよかった、行こっか笑」






渡「たまに舘の方が彼氏感強い時あるよな？笑」


向「うん、俺も結構感じるよ笑」

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