能ある彼女は才を隠す《SnowMan》-２- (ページ5)

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女子会(？) ▪️ ページ5

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東雲side

『Aちゃんとサシっていつぶりだろうねー』

「1年はやってないんじゃない？なぎちゃん多忙だし」

『海外飛んでる人が言わないでー！笑』

「まぁ、楽屋で話そうとしても邪魔が入るし、ほんと久しぶり」

『しょーたくんねー、笑なぎね、ほんとは邪魔するなー！って思ってるの笑』

「ほんと、過保護だからね、なぎちゃんに笑」

『それ言ったら阿部ちゃんとか蓮くんもでしょー？Aちゃん大好きコンビ！』

「くっつかれすぎも大変だよ、笑」

久しぶりの女子会
何も意識せずとも話題は自然に仕事やメンバーのこと
くすくすと笑うなぎちゃんの頰はほんのり赤くて、酔い始めたのかな、とすぐにわかる
私もなぎちゃんも、実は飲める方

『私、めめあべしの？三角関係？大好きなんだー！』

「三角関係ねぇ、笑」

『ほんと、楽屋眼福だよね、絶対3人の絡み見れるんだもん！！
ほら、フォルダの中、3人ばっかり！』

「わーお、ほんとだ、笑」

『これがめめあべに挟まれて困ってるので、これはそれスノの撮影の時の
オフショ！ファンの子達にあげたい、、、』

写真を見ながらぶつぶつと独り言
この子はたまーにスノ担が出てくる。そこもまた可愛い
写真を横から覗いてると、ある一枚に目が止まった

「え、なに、この写真、」

『あー、これ？これはねー、送迎の車でAちゃんが寝ちゃった時の！
蓮くんが自分の上着かけて、手握って、阿部ちゃんがAちゃんの頭を自分の
肩に乗せて、もう本当にめめあべしのの結晶化みたいな！！！』

「…勝手に何をやってくれてるのかやら、笑」

写真の中の眠っている私が少しだけ、安心している様な顔で
阿部ちゃんとめめは愛おしいものでも見るかのような表情で
今更ながら、きゅんとしてしまった

…