天界からの救世主30＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】

prologue ページ4

＿＿＿＿天界本部。





それはかつてOHPと天界長となる前のA、そして少ない味方たちが

自身の肉体に深く刻まれるように抱いていた「自分のとっての信条と正義」を唯一の指針とし、

それが正しいと信じて争い、只一人部隊を率いる者として勝ち残った人物が立ち上げた、





"世界平和維持組織"なるもの。





その人物の考え方や正義を信じた者、

またはその人物のカリスマ性に惹かれた者エトセトラで結成されているそれらは、

彼らの考え以外を持つものは絶対的悪と捉えていた。







＿＿その組織の長であるは「天界本部最高峰管理部部長」の座に座る一世。


…天界長のAであった。



彼は自身の執務室にある仕事机に置いてある数枚の書類、そして写真をここのところ毎日のように眺め、そして考えていた。



そして、事態は動き出す。


おむろもに立ち上がった彼。

そんな彼が浮かべる表情はたくらみ顔。




『いい人材を見つけた…』




独り言を呟いては悠々とした様子で部屋を出ていく。




その片手には、デスクに置いて眺め続けていたあの写真と書類の姿があった。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今しばらくお待たせいたしました！
遂に始まりました追憶編！今回は闇を多く背負う「羅衣」くんを主役として執筆していきたいと思います！
迷走することも多々ありますが皆さん楽しんで閲覧くださると光栄です！


Twitter→@ri_touratuku



(※前もって言っておきますが、羅衣君序盤全然出てきません。待っててね)
※かなりグロイ描写を含んでおります。ご了承ください

天界長、幹部→←設定資料(服装等)

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零

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