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渡辺｢楽しかったな〜｣
ミカ｢翔太くんほんとに歌上手くてびっくりした！｣
｢プロかと思いました｣
渡辺｢めっちゃ褒めてくれるじゃん、笑｣
｢悪い気しねぇな〜｣なんてご満悦に歩き出す翔太さん。
渡辺｢じゃあ今日は解散すっか｣
駅に着くと自然と解散の雰囲気が漂う。
渡辺｢俺達この後ご飯行くけど2人は？笑｣
目黒｢いや、俺達は予定立ててなかったんで。笑｣
ミカ｢ねぇ、ご飯行ってきなよっ｣
翔太さんと蓮さんが話してる横でミカがコソッと話しかけてくる。
｢え、でも、、何話せばいいか分かんないし、｣
ミカ｢会話なんて続かなくっても大丈夫だって！向こうもAが話すの苦手なこともう分かってるだろうし！｣
ミカ｢むしろこれが仲良くなれるチャンスかもよ？｣
私は上手くいかないことばかり想定してるけど、ミカはいつもそれをポジティブに変えてくれる。
私に無い考えをいつも提案してくれるのはミカだった。
どっちに転ぶかなんて分かんないけど、一か八かかけてみる。
2人とは駅で別れ、帰りの電車の中でもなかなか勇気が出せず｢ご飯に行こう｣
その言葉が一向に出てこないまま最寄りに着いてしまった。
目黒｢今日はありがとう、凄く楽しかった｣
｢こ、こちらこそありがとうございました｣
｢｢あの、｣｣
話しかけるタイミングが一緒で少し気まずくなる。
｢あ、先どうぞ｣
目黒｢あ、いや、、やっぱ先言わせて、笑｣
目黒｢Aさん、この後空いてる？｣
｢あ、空いてます、｣
目黒｢良かったら飯行きませんか、？｣
迷うことなく｢はい｣と返事をした。
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作者名：すい | 作成日時：2022年7月19日 1時
