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桃side
「PINKくん、ことは酔っちゃったぁ♡」
桃「あー、はいはい。ドンマイ」
「PURPLEくん、あすかにお酒飲まして♡」
紫「チッ、勝手に飲めよ」
どうしよう、手と足拘束されてるから身動き取れない。
ネットも繋がんないし亮平とか先生に助けを求めることもできないや。
何より女！！女邪魔！！
俺にくっついていいのは母ちゃんと兄弟だけだから！！
紫「どーする？」
桃「今動くのは危険すぎる。辰哉毒でﾌﾟｽｯっといけない？」
紫「あー、全部ポーチ内だわ。
今日は照のフォローだったから俺使う必要なくて」
桃「マージかー……俺はサック没収されたし……」
紫「俺も。ポーチ盗られた」
お客さんはぼちぼち離れた位置にいるから女が御手洗に行った直後辰哉と小声で接触を図った。
どっちも戦える状況じゃないって訳ね。
弱ったなぁ。
紫「……なぁ、あくまで提案と仮定なんだけど」
桃「んにゃ？」
辰哉がおもむろに呟いた作戦を聞く。
それはリスクが大きくて、でも成し得たらこっちに、SnowManに利益が大きい。
けど、成功に欠かせない存在がいた。
その人は今、ここにいない。
紫「亮平は、きっと気づいてる。つまり、あの人も動いてる」
桃「リスクバカ高ぇー！！」
紫「声デケェよ！……で、やる？やんない？」
桃「そんなのさぁ……」
やるに決まってんじゃん！！
辰哉と視線を交わして、ニヤリと笑いあった。
楽しむって勝ちでしょ。
それはSnowManのポリシー。
だって俺らはもう独りじゃない。
頼れる最強の先生兼母親に、8人の仲間がいる。
今だって、辰哉がいる。
1人じゃないって、最強だ
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作者名：あられくん | 作成日時：2023年11月13日 16時
