SnowManの最強の先生はちょっと奇人 (ページ3)

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松村side

松村「で？拾ってきたと」

『ああ。この年まで生きてたってことは結構な卵だと思わないかい？』

先程使った銃のメンテナンスをしながら、いつもの詐欺師のような笑みを浮かべる女。
そう、彼女はフリーの殺し屋、『濁』こと、水原A。
Aの実力は殺し屋界でもピカイチだ。No.1と言っても過言ではない。
ただ……めちゃくちゃ気分屋でルーズな性格なだけだ。……たぶん。

松村「お前が育てんの？今まで何があっても弟子をとらなかった癖に」

『ははっ、気が変わったのさ』

ウエストポーチに銃をしまい、Aは立ち上がった。

『というか、あの子達今何してるんだい』

松村「オムライスをつくって提供したらめっちゃ好評だった。今は高地が見てるよ」

『腹が減っては戦はできぬ、いいことじゃあないか』

松村「Berは食事を出すとこじゃないけどね」

そう、ここはBer,SixTONES。
まあ、Berは表面上であって、実際は殺し屋たちのギルド。
フリーの殺し屋が自分の実力に見合う、または自分の狙う懸賞首の任務を受け取りに来る場所。
従業員は全六名。今は俺と高地がここにはいる。
一応俺らも殺し屋として働いてるからさw

A カラカラと笑い、厨房のとカウンターの境の戸を押した。
出ていくAに続き、俺も厨房を出た。